代アニの学費は高い?安い?免除方法はあるの?
エンタメ業界に憧れ代々木アニメーション学院(以下、代アニ)の入学を考えている人にとって、代アニの学費は重要ですよね。
しかし、専門学校の学費相場は実際のところ知らない人も多いのではないでしょうか。
- 代アニの学費は高いのか、安いのか知りたい
- 学費の免除方法はあるの?
このような疑問を解消するために、代アニの学費について解説します。
代アニへの入学を検討したい人のお役に立てたら嬉しいです。
代アニ各学部の学費
代アニの学費は、入学する学部・学科によって異なります。
そこで、それぞれの学費についてまとめたので、ぜひ最後までご覧ください。
学費@声優・エンターテイナー学部/Wスクール・社会人夜間学部 声優タレント科
まずは声優・エンターテイナー学部と、Wスクール・社会人夜間学部の声優タレント科の学費をご紹介します。
〈1年次〉
入学金 200,000円
年間授業料 913,000円
施設設備費 396,000円
教育充実費 77,000円
合計 1,586,000円
〈2年次〉
年間授業料 847,000円
施設設備費 396,000円
教育充実費 77,000円
合計 1,320,000円
声優・エンタメ学部ではプロの機材や教材を使った講義の受講や、実際の現場で実習する機会もたくさんあります。
そのため授業料が高めの金額になっています。
夜間学部は、全日制と変わらないカリキュラムを受講するため、学費も全日制と一緒です。
学費Aアニメーション学部/クリエイター学部/リモート学部
次にアニメーション学部・クリエイター学部・リモート学部の学費をご紹介します。
イラスト、アニメーション関係の学科が同じ学費になっています。
〈1年次〉
入学金 200,000円
年間授業料 913,000円
施設設備費 434,500円
教育充実費 77,000円
合計 1,624,500円
〈2年次〉
年間授業料 847,000円
施設設備費 434,500円
教育充実費 77,000円
合計 1,358,500円
イラストやアニメーションの学科では、プロが現場で使う液晶タブレットを使ったり、ソフトもプロ仕様になっています。
そこで施設設備費にお金をかけていることがうかがえます。
学費B芸能スタッフ学部/ゲーム学部/芸能スタッフ夜間学部
芸能マネジメントや演出を学ぶ学部と、ゲームプログラミングを学ぶ学部の学費が一緒だったので、まとめてご紹介します。
〈1年次〉
入学金 200,000円
年間授業料 825,000円
施設設備費 396,000円
教育充実費 77,000円
合計 1,498,000円
〈2年次〉
年間授業料 825,000円
施設設備費 396,000円
教育充実費 77,000円
合計 1,298,000円
代アニの中では比較的安い費用でした。
それでも、やはり業界第一線のプロと太いパイプがあることや、専門機材を使用するため他の学部とそこまで差が開くことはありませんでした。
代アニの学費は他校と比較すると若干高い
代アニの学費は他校と比べると少し高めだと言えます。
代アニと同じくエンタメ、アニメ−ション業界を目指す専門学校の例として、デジタルアーツ専門学校と比較してみます。
学部ごとに差はありますが、2年間で約2,654,000円〜2,736,000円でした。
代アニでは一番安い学部で2年間合わせて2,796,000円です。
かなり差が出るわけではありませんが、少し高いことがわかりますよね。
他にも、日本工学院専門学校では声優科が2年間で2,685,600円、マンガ・アニメーション科が2,685,690円でした。
代アニの学費サポートは3つある
代アニの学費が少し高めとわかっても、業界のプロを生み出している実績や現場経験ができる点を考えると、入学を希望する人が多いのではないでしょうか。
そこで、代アニへ少しでもお得に通うための、学費サポートについてご紹介します。
AO入学奨学制度
代アニはAO入試と一般入試の2つが用意されています。
AO入試は代アニへの入学希望が強い人に向けた入学制度です。
AO入試で入学が決まれば、学費を一部免除してもらえる特典がついています。
早い段階から入学を決意すればするほど、学費免除額が多くなります。
2024年度の入学者は97%の学生がAO入試で入学を決めました。
AO入試願書受付期間と、学費免除額は下記の通りです。(2025年度入学希望者)
〈第一期〉2024年4月・5月 | 学費免除額 20万円 |
〈第二期〉6月 | 学費免除額 15万円 |
〈第三期〉7月 | 学費免除額 13万円 |
〈第四期〉8月 | 学費免除額 10万円 |
〈第五期〉9月 | 学費免除額 7万円 |
〈第六期〉10月 | 学費免除額 5万円 |
(参考:代々木アニメーション学院公式サイト/AO入試)
https://www.yoani.co.jp/lp/ao/
代アニ入学を強く希望する人のための入試制度なので、早くに決めるほど優遇されるシステムになります。
母子・父子家庭進学支援制度
母子・父子家庭進学支援制度は、一人親家庭の人を支援する制度です。
戸籍など証明書を提出すれば、支援を受けることができます。
この制度を使うと、10万円の学費免除を受けられます。
親子・兄弟姉妹学費免除制度
出願者の兄弟・姉妹が在学中であったり卒業生の場合。
もしくはご両親が代アニ卒業生である場合は、親子・兄弟姉妹免除制度が利用できます。
1年次の学費から10万円が免除される制度です。
自分に合った制度を利用することが大切です。
学費免除以外のサポートを2つご紹介
学費免除以外にも、代アニへ入学したら受けられるサポート体制も整っています。
- 学生寮サポート
- 新聞奨学生制度
この2つのサポートがあるので、それぞれご紹介します。
住居サポート
親元を離れて入学する学生に対して、食事付きの学生寮や一人暮らし希望者には学生マンションを紹介しています。
マンションはいくつかの候補から選択でき、見学や体験宿泊も可能です。
代アニでは学生寮の利用を薦めています。
学生寮のメリットはこちら。
- 朝夕の食事が用意される
- 照明、エアコンやベッドなど基本的な居住アイテムがそろっている
- 洗濯機やキッチン、シャワーの共有部は24時間使用できる
- 防犯対策がしっかりしている
学生が快適に過ごすための環境に整えられています。
新聞奨学生制度
各新聞社が実施している奨学生制度です。
学業と新聞配達の業務を両立することで、学費の大部分または全額を奨学会が負担してくれます。
2年間続けることで、奨学金の返済が不要になるので、費用面でかなり助かる制度なのではないでしょうか。
毎月働いた分の給料が出て、特別手当が出ることも。
また、新聞の販売所では奨学生一人ひとりに個室を用意し、部屋を探す心配がありません。