代アニの新聞奨学生とは?メリット・デメリットを解説【寮に住める】
代々木アニメーション学院(以下、代アニ)の入学を検討している人にとって、学費やサポート制度も重要なポイントですよね。
代アニにはいくつかの学生サポート制度が用意されていますが、その中でも新聞奨学生という、聞き慣れないサポートがあります。
- 代アニの新聞奨学生はどんな制度?
- 代アニ新聞奨学生を利用するメリットとデメリットは何?
これから代アニへ入学する人、もしくは入学を検討している人に向けて、新聞奨学生について徹底解説します。
この記事を読んで疑問を解消してもらえたら幸いです。
代アニ新聞奨学生って何?
代アニには新聞奨学生というサポート制度があります。
新聞奨学生とは、新聞社の奨学金制度を利用する学生を指します。
代アニ在学中に新聞配達の仕事をすることで、学費の一部、もしくは全額を無利子で新聞社が負担してくれる制度です。
代アニの学費は決して安くないので、学費全額免除はかなり大きいですよね。
アニ公式サイトによると、2020年の在学生は5人に1人がこの新聞奨学生のサポートを利用していました。
全日制の学部・学科が対象。
しかし、出願する校舎や学科によっては授業時間の都合上、新聞奨学生の受け入れを行っていない場合があります。
代アニへ出願する前に、新聞奨学生を受けることができるか事前に確認しておくと安心です。
通学する校舎により、利用できる奨学会が異なります。
代アニで利用できる奨学会は下記の通りです。
- 日経育英奨学会(日本経済新聞)
- 朝日新聞奨学会(朝日新聞)
- 毎日育英会(毎日新聞)
- 読売育英奨学会(読売新聞)
- 産経新聞奨学会(産経新聞)
- 河北仙販奨学会(河北新報)※学費の一部を貸付
- 北海道新聞配達奨学会(北海道新聞)※学費の一部を給付
代アニ新聞奨学生のメリット3つ
代アニ新聞奨学生のサポート制度を受けることによって、得られるメリットとデメリットは何なのでしょうか。
新聞奨学生のサポートを受けることにしても、自分にとってメリットが感じられないと辛くなってしまいます。
そこで、まずはメリットについてご説明します。
得られるメリットは下記の3つです。
・ 学費が免除になる
・ 給料がもらえる
・ 奨学生が利用する寮がある
それぞれご説明します。
学費が免除になる
奨学生についてのご説明通り、新聞奨学生を利用すると新聞社が学費を肩代わりしてくれます。
2年間新聞配達を続ければ全額免除してもらえる新聞社もあり、費用面でかなり役立つ制度ですよね。
学校を検討するポイントの中に、学費が関わって来る家庭もたくさんあるはずです。
実費で学費を払うにしても、保護者が負担してくれる場合でも、学費が安いに越したことはありません。
新聞奨学生を利用する学生は間違いなく、学費のメリットを考えて利用していることがほとんどです。
給料がもらえる
新聞配達業務を行えば、普通のバイトと同じように働いた分だけ給料が支給されます。
仕事の内容によっては特別手当が出る場合もあり、学生のうちからしっかり貯金しておくことも可能です。
奨学生制度なのに、ちゃんと給料が出るという点は嬉しいですよね。
奨学金のためだけだと途中でモチベーションが下がってしまうこともあり得ますが、給料をもらえるのなら、働ける分だけ働きたいと考える人もいるはずです。
奨学生向けの寮がある
学費免除にとどまらず、奨学生用の寮が用意されていることもメリットの1つです。
部屋を探す手間がなく、家賃の節約が可能。
学費以外にも費用を抑えることができるので、金銭的に安心感があります。
初めて親元を離れる人は、代アニの学生がたくさん利用していることもあり、自分で部屋を探すよりも安心できるという点も大きいですよね。
代アニ新聞奨学生のデメリット3つ
新聞奨学生を利用することで、デメリットもあります。
メリットだけでなくデメリットも把握したうえで、自分に合うのか検討するのがおすすめです。
デメリットは下記の3つです。
・ 学業との両立で忙しい
・ プライバシーが少ない
・ 新聞配達以外の仕事もある
デメリットも1つずつご説明します。
学業との両立で忙しい
デメリットとして一番考えられるのは、学業と新聞配達の仕事を両立させるのが大変ということです。
新聞配達時間の目安は、
・ 朝刊 2時〜5時
・ 夕刊 14時〜17時
この時間帯に配ります。
早朝に配達を終わらせ、午前9時から代アニで授業が始まります。
その隙間時間で家事をこなし、自主学習を済ませるので、1日がハードワークになることは間違いありません。
睡眠不足では授業に集中できなくなってしまうので、自己管理能力を身に付けないと両立することが難しくなってしまいます。
いかに自分の生活リズムを整えるかが大切です。
プライバシーが少ない
寮を使うと、食事やランドリーなど共有部の使用が多くなり、プライバシーの確保が大変です。
部屋は個室なので安心ですが、生活していく上で、共有部で過ごす時間も多くなります。
プライベートな空間が落ち着く人にとっては、常に誰かがいる環境はストレスを感じる可能性があります。
共有部は込み合う時間をさけるなど、配慮することは可能です。
しかし、みんな新聞配達の仕事があり学校の時間も決まっているので、自然と自由な時間が重なってしまうことも多いはずです。
新聞配達以外の仕事もある
新聞配達の仕事がメインにはなりますが、仕事内容に付帯業務が組み込まれていることも多いです。
業務内容は各新聞社に違うので、幅広く仕事をする必要も出てきます。
特に、拡張という業務がある場合、大変と感じる人も多いです。
拡張とは、新聞を取っていない人の家に訪問し、契約をしてもらう業務です。
新聞は必要ないと考えている家庭も多いので、その中で営業をして契約獲得するには精神的に辛く感じる人も。
新聞奨学生を利用してから「イメージと違った」と感じてしまうことがないように、事前に業務内容を確認しておいた方が安心です。
まとめ
- 代アニ新聞奨学生は、新聞配達をすることで新聞社が学費を肩代わりしてくれる制度
- 学費が全額免除になることもあり、学生寮もあることからコストを抑えられる
- 新聞配達した分だけ給料が出る
- 学業との両立が大変で、新聞配達以外の仕事を任せられることもある
- プライバシーが少ないと感じる人もいる
代アニ新聞奨学生はメリットが大きい分、デメリットもしっかりあります。
即決してしまう前に、まずは代アニへ新聞奨学生の内容を確認しておくことをオススメします。
学業と新聞配達を両立できる人は、それだけ将来への目標も強いはずです。
大変だからこそ、やり切った時には大きな成長を感じることは間違いありません。
様々な経験を積みたい人にはオススメの制度。
代アニへ入学を考えているなら、新聞奨学生も検討してみてください。